新型出生前診断にかかる費用とは

どれくらいお金がかかる?

新型出生前診断を受けようと考えているけど、費用が気になるという人も多いのではないでしょうか。
受けたくても高額であれば受けられないケースもあるでしょう。
受けるかどうかの基準にもなるため、どれくらいの費用がかかるか知っておくことが大切です。
一般的には医療機関によって異なりますが、15万から20万ほどだと言われています。
差があるのは初診料や遺伝カウンセリング料がそれぞれの医療機関で異なるからです。
ある医療機関では基本検査が約14万、全染色体検査は約16万と設定されており、これらは自由診療となるため公的医療保険適用外となります。
また、基本検査は13、18、21番に性染色体の検査となり、全染色体検査は1番から22番に性染色体の検査です。
安いと感じるか高いと感じるかは人それぞれですが、これだけの料金がかかるということは知っておかなければなりません。

どこまで含まれるのか

新型出生前診断の料金には採血、検査、結果通知まで含まれます。
結果通知は書類でもらいたい場合は数千円ですが別途料金が発生することもあるため、要注意です。
クレジットで支払える医療機関もありますが、中には現金のみの支払いしか受け付けていない場合もあるため事前に確認してください。
また、陽性または判定保留が続いた場合、確定検査に進みます。
この確定検査は羊水または絨毛検査です。
ほとんどの医療機関では新型出生前診断の費用に確定検査の費用も含まれていることが多いですが、これも受診する施設によって異なるケースがあるため事前に確認しておきましょう。
保険が適用されないため、お金がかかるのであれば受けないという決断をするのも一つですが、お金以上に受けるメリットが得られることも少なくありません。
簡単に決断することができないものですが、妊娠期間は限られており、結果によって中絶する可能性もあるというのであれば、出来るだけ早い段階で決断をして受診をすることが大切です。
中絶ができる期間も限られており、母体への負担を軽減するためにも決断は早いほうが良いと言えるでしょう。
よく考えて決めてみてはいかがでしょうか。