新型出生前診断を受けるタイミングとは

タイミングを逃さないように知っておきたいこと

新型出生前診断を受けようかどうか迷っている妊婦さんも多いでしょう。
たくさん悩み、考えて決断することは大切ですが、新型出生前診断が受けられる期間は決まっているため、タイミングを逃すと後悔する恐れがあります。
妊娠をやり直すことや、時期を逃しても無理矢理受けることはできないため、タイミングや期間を知った上で検討していくことが大切です。
基本的に検査は妊娠10週目から受けられます。
従来の検査と比較しても早い段階で結果を知ることができるため、結果によって出産するかどうかを考える時間が増えるというメリットがあります。
また、新型出生前診断にも非確定的判断と確定時期判断という2種類があり、非確定的判断はダウン症であるかどうかの確率がわかるものです。
確率が高ければ、ほぼ100パーセントに近い結果を知ることができる確定時期判断を受けたほうがいいとされています。
非確定的判断は10週目から行うことが可能です。
結果次第で決まるため、確定的判断は11週目以降から行うことになるでしょう。
堕胎ができるのは妊娠5ヶ月ほどが目安であり、妊娠期間が長くなるほど母体にも影響を与えるため妊娠3、4ヶ月の間でどうするのかを決めていく必要があります。

陽性か陰性か知るまでの期間

新型出生前診断を受けたら、すぐに陽性か陰性か知りたいでしょう。
待っている間は不安になるものですが、結果が出るのは2週間が目安です。
医療機関や状況によって異なりますが、妊娠10週目で非確定的判断を行い、その2週間以内にでた結果によって確定的判断をすることになります。 確定的判断の結果は、最短で14週目で知ることが可能です。
この時期の堕胎は、母体に与える影響が少ないと言われています。
このように、受けるタイミングは決まっており、早い方が今後のことを考えていける時間が長くなります。
妊娠してからすぐに受けたいという人もいるかもしれませんが、10週目を迎えるまでに陽性だったときの判断を検討していくのも一つの考え方です。
簡単に決めることができませんが、家族とよく話し合って後悔のない決断をすることが大切です。