新型出生前診断の受けとめ方について

不安を少しでも解消するために

新型出生前診断を受ける理由は人それぞれ異なりますが、お腹の中にいる赤ちゃんに異常がないかを調べて不安を解消するために受ける人も少なくありません。
赤ちゃんは健康で障がいなく生まれてきて欲しいと思うものです。
しかし、結果の受け止め方によっては、さらに不安になってしまう妊婦さんもいます。
陰性判定の場合、結果が出るまで不安だった気持ちが解消され、安心して子供が産めるという喜びがありますが、中には陽性判定が出たことによって、今後の心配が出てくるケースがあるのです。
結果の受け止め方も人それぞれですが、新型出生前診断を受けてから判定が出るまでの間は陰性か陽性かだけを不安な気持ちを抱えたまま、ただ待つのではなく、万が一、陽性だった時のことを考える時間にすることも大切なことだと言えます。

受け止め方を考えておこう

受け止め方をあらかじめ考えておくことは、とても大切です。
陽性判定が出た時にも覚悟ができ、将来的なことを前向きに考えていくことができます。
もちろん、陰性を望んでいるため、陽性が出た時はショックを受けるでしょう。
しかし、望んでいない結果が出たとしても、あらかじめ気持ちを固めておくことで育てるという決意が強くなり、様々な情報を収集しながら出産することができるのです。
中には、産まないと決断する妊婦さんもいるでしょう。
産むから良い、産まないから悪いということではなく、子供を育てていくのは本人たちであり、夫婦やその家族でしっかりと話し合って出した決断であれば、どのような選択をしたとしても、誰も責めることはできません。
また、どんな結果であろうと産むと決めていれば、検査を受けないと決める人も中にはいますが、何もわからない状態で新型出生前診断を受けず、産まれてくるまで毎日不安を抱えているよりは検査を受けて、結果と向き合うことが大切です。
妊婦さんにとっても早い段階で不安が解消されることもあるため、受け止め方を考えた上で検査を受けてみてはいかがでしょうか。
なかなか簡単に決められることではありませんが、納得のいく考えを見つけるために相談しながら前向きに考えていきましょう。